こんにちは。黒木です。

NBAのスーパースター　マイケル・ジョーダンにはマウスピースは不要です。彼はシュートを決める際、舌を突き出しています。しかし、多くの人はここぞという場面で強く歯を食いしばろうとしますが、ジョーダンのように運動中に舌を突き出すと、必然的にあごが下がり、顔の筋肉を弛緩させられます。

マウスピースをつけることで、あごや顔の筋肉をリラックスさせることができます。

 

最近では、短距離走者の多くが顔の筋肉をリラックスさせることを意識しながら走っています。

映像がスローモーションで再生されるとき、全力疾走中の短距離走者の頬が大きく揺れているのを見たことがあるひとも多いでしょう。

しかし、それがどういうメカニズムでパフォーマンスの向上につながるのかまだ不確定です。

いずれにしても、マウスピースによって姿勢、柔軟性、バランス、パワーが向上し持久力や回復力が向上した声もあがっています。反応速度も向上します。

 

結果、垂直跳び、３０秒サイクリングでの最大パワー、１０秒間の全力サイクリングでの最大および平均パワーでパフォーマンスが向上することが分かりました。

しかし、ベンチプレスなどの回数には違いが見られませんでした。

 

フィット感の高い特性のマウスピースは、あごをリラックスさせることでパフォーマンスを数パーセント向上させるという研究報告はありますが、明確な結論は出ていません。

運動をする際にマウスピースを試してみてはいかがでしょうか

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