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3章 4,乳酸性閾値とは?
こんにちは。黒木です。
乳酸性閾値の定義とは基本的な考え方はいたって単純です。ゆっくりとしたペースでランニングやサイクリングをしている時、体調に問題がなければ、何時間でも継続できると感じます。
しかし、徐々にペースを上げていくと、どこかの段階で速度を落とすか止まらざるをえなくなります。乳酸が血液中に蓄積する比率が劇的に増加するポイント。乳酸性閾値とはこのポイントを指します。
乳酸性閾値を知るための目安として「トークテスト」が用いられることもあります。
この閾値に到達するペースは、レースでのパフォーマンスやトレーニング内容を判断するうえで効果的な指標になります。アスリートの多くは、定期的に乳酸性閾値を測定し、トレーニング成果の判断や練習計画の検討に用いています。
乳酸性閾値テストは、vo2maxと同じく、トレッドミルやエアロバイクを徐々に加速させながら、測定します。全体で20~60分間、5分ごとにペースを切り替えておこない、各ステージの最後に指先や耳たぶから少量の血液を採取します。乳酸の絶対値はそれほど重要ではありません。測定方法や食事内容によっても変化するためです。
重要なのは、乳酸レベルが劇的に増加しはじめる地点の、運動速度です。これが乳酸性閾値です。
また、乳酸性閾値はvo2maxよりもトレーニングによって敏感に変化するため、練習の成果を判断するための理想的な指標になります。
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